あやうし兄妹!ピンクの魔王の陰謀

 

 サトルたち南武高校は、大海大相模を破り神奈川県大会を制し、関東大会に進んだ。そして、千葉県代表・京葉花園高校と対戦して勝利を収めた

その試合後、シャワーを浴びる陽一・・・。

だが、その陽一を再び北村理事長が襲った。

「キャー!何をするんだ」しかし逮捕されたはずの理事長が何故・・・?

「フフ・・陽一クンはあたしのものよ。フッフッフ」

「おえーーー」

なんと、北村理事長は轆轤首のように首を伸ばして陽一を絡めとり、嘗め回したのである。失神した陽一は拉致された。

 

 そして、西本研究所に、「陽一を返して欲しければ、サトル1人で房総の魔境にある桃魔城に来い」とあった。

「サトル君、これは罠だ」

「サトル、あたしも行くわ」

「・・・。博士、サトミ、僕は行きます。もしものことがあったら応援お願いします」

サトルは、罠と分かっていながら桃魔城に乗り込んだ。そこは廃業したラブホテルだった。

「行くぞ陽一!僕が必ず助けてやる」

 「良く来たなメガボウラー1号・ブルーギア=サトル!貴様の相手はボクだ」

「何?メガボウラー?」

なんと、眼の前にはメガボウラーが・・・。それも、サトルと同じ青いギアの・・・。かつて対戦したエビルギアより、本物に近いものであった。

「何を!行くぞ・ビルド☆アタック!」

サトルはメガポウラーに変身した。

 キック、タックル、12だが、100戦練磨のサトルが終始押し気味だった。

「参ったかニセモノ!陽一を返せ!」

「うう・・」

ニセモノを追い詰めるサトル。だが!

「うっ」

そのサトルの首筋を激しく叩く鞭。

「オホホホ!あたいのことを忘れてはこまるわね!」なんと、鞭を持った女性のメガボウラーが現れた。

 プロテクトギアをつけているが、何故か胸だけが露出している妙なデザインである。

 21になり、形勢逆転・・・。

しかも、サトルは女性との戦いが苦手だ。

次第に追い詰められていく。

「フフ。坊や、アタイのここに入ってきな!」

 女は、胸から媚薬光線を発射した。するとサトルの体は意識とは無関係に反応して股間のカバーが開き、排水パイプが屹立してしまった。

「さあ、遠慮はいらないわ」

「誰がおまえなんかと!」サトルの自制心が、悪魔の誘惑に打ち勝った。

しかし・・・「なんと生意気な!それなら無理矢理でもおまえのエネルギーを吸い取ってやる!」

女は、サトルに飛びつき、足と股間でサトルの首を締め上げた。

そしてそのまま押し倒し、排水口を咥え、股間でサトルの顔面をホールドして顔に悪臭のする股間を押し付け、サトルのエネルギーを吸い取ってしまった。

「ううっ・・・・。ダメだ・・力が抜けていく・・・・・」

サトルはついに、女メガボウラーに全てを吸い尽くされ、その機能を停止し、ギアを全て剥ぎ取られてしまったのだ。

 僕らのヒーロー・メガボウラー1号ブルーギアの敗北だった。

 「ハハハ!やったぞ!こいつも理事長先生に献上だ」

 

目を覚ましたサトルは、北村理事長の前に投げ出された。

「あ、貴方は北村理事長・・・しかし覚醒剤で逮捕されたはず・・・どうして貴方が?」

「フフ。陽一クンも可愛いけど、あなたも素敵よ」

「うわっ!」陽一同様、伸縮自在の理事長の攻撃で、弄ばれるサトル・・・絶対絶命のピンチだ。

 

だが!僕らのメガボウラーは1人ではない。そう、我等のヒロイン、メガボウラー2号・レッドギア=サトミだ。

 「サトルのやつ、1人で闘うなんてむちゃだわ。メガボウラーは2人で1人・・・。行くわよ!」

続いて桃魔城に乗り込むサトミ。

 その前に現れたサトル。

「サトル!1人じゃ無理よ。さあ、一緒に奥へ進もうぜ!」

しかし、サトルからは返事はない。そして、ゴーグルが光ったかとおもうや、サトミを押し倒し、股間のカバーをこじ開けて栗を弄んだ。

「サトル、どうしたの?まさか敵に捕まって洗脳されたのかも・・?正気になってよ・・!」

しかし終始無言のサトルは、ついに股間にドリルを装着し、サトミを犯そうとした。

グイーーーン唸りを立てて、サトミに迫るドリル。

「嗚呼、サトルに入れてもらって死ねるなら本望だわ」

サトミは観念して抵抗をやめようとした。ドリルの先端がサトミの股間を開き、今まさに突き立てられようとした瞬間である。ドリルの先端がサトミの栗をかすったそのとき・・・。栗が突如巨大化し、ドリルを弾き飛ばしたのである。

「サトルじゃない!」激しい拒絶反応にサトミの肉体は男性化し、レイプを防いだ。

「貴様、何者!」

「イヒヒ。ボクはメガボウラー・エビルブルーさ。」

「エビルブルー?」

さあ、続きを楽しもうよハニー・・・」

サトルに続き、サトミも悪の戦士の魔の手に・・・。

しかし、半男性化したサトミは、鬼神のような闘志でエビルブルーを追い詰めた。そして、サトルが捕えられている広間へ・・・。

「サトミ!」そこでは、張りつけられたサトルが・・・。

2人仲よくあの世に行きな」

「まてミーナ。女のほうはともかく、サトル君は理事長が・・・」

「お黙り!」エビルレッドは、エビルブルーに鞭を振るう。

その一瞬の隙をついて、サトミはサトルと合体を試みた。

「ジェミニ・シンクロン・ビルド・・」うわーーーーーーっ」

「ハハハ・・・この瞬間を待っていたのよ」

なんと、エビルブルーとエビルレッドは合体に割り込み、サトルはエビルレッドと、サトミはエビルブルーと合体してしまったのだ。

「イヒヒ。おれたちのコアはこの前貴様たちに敗れたジャイケルから取り出したものなんだ。貴様たちを取り込んだ際のエキスがしみこんでいるから、拒絶反応が抑えられているんだぜ」

「そういうことよ。ジローちゃん、このまま町を破壊にいこうかしら」

「それがいいね。ボクも暴れたりないよ」

なんと、悪の巨大ギガボウラーが2体も誕生してしまったのだ。

 今までもニセモノは登場したが、今回ははじめから合体に割り込むのを狙っていたのが手強かった。

 「うう、体の自由がきかない・・・」

「何するのよスケベ」

 サトルとサトミの意思は封じられている。ぜっ対絶命のビンチだ。

だが・・・。

「うっ」「ああっ」

ギガボウラーのコアに命中するボール。

「待てバケモノ!ボクが相手だ」

なんと、全裸の陽一がボールをトスして攻撃してきた。

 一瞬怯む2体のエビルギガボウラー。

「いまだ!」サトルとサトミは、全神経・全体力を集中して互いを想った。

すると、その強力な引力で、ギガボウラーは分解され、組み換えが起きて、サトルとサトミが合体した本物のギガボウラーと、エビルブルーとエビルレッドが合体したエビルボウラーに組み替えられた。

「陽一、ありがとう。そうだ・・僕たちに力を貸してくれ」

サトルとサトミは、敵にエネルギーを吸収された上、合体するためにパワーを使い果たしてしまった。そこでコアに陽一を収容して彼の生体エネルギーを利用しようとしたのだ。これは大正解だった。

 なお2人を分割して割り込もうとしたエビルペアだったが、陽一を含む三位一体になったため割り込めなくなったのだ。

「かくなるええは、ボクたちも」

「理事長先生!」

「いいわ」

エビルボウラーも、北村理事長を収容した。

これで3人合体同士の巨大戦に。

 しかし悪魔の力のエビルボウラーは強かった。苦戦するギガボウラー。

 エビルボウラーは右が男、左が女だが、男側は怪力、女側は胸から巨大ミサイルを発射してギガボウラーを苦しめる。

大ピンチ・・・。

だが、敵に僅かの拒絶反応が起こり、僅かな隙間が出来たことをサトルは見逃さなかった

「サトミ、陽一!ボクに命を預けてくれ!コア・フラッシャー!」

「うわーーーーーーーーっ」

大爆発するエビルボウラー、崩壊する桃魔城。

 メガボウラーの勝利だ。

コアフラッシャーを使うとギガボウラーは消滅する。裸で投げ出されるサトル、サトミ、陽一。

「陽一君、実は僕達・・・」

「ふふ、知ってましたよ。実は、デストラーゼは仏蘭西にも現れたんです。そこで貴族のママの指令でやつ等を探るために王立情報局から送り込まれたのがボクなんですよ先輩」

「そうだったのか・・・」

陽一は実は、デストラーゼに対抗する研究のため、フランス政府が送ったスパイだったのだ。だか今ではすっかり、日本に、そして南武高校に溶け込んでいた。

「陽一、これからも力をあわせてデストラーゼと闘おう。そしてフットボールもね」

「うん♪」

堅い握手を交わす三人に朝日が昇る・・・明日はいよいよ宿敵吉本工業戦だ・・。

負けるなサトル、サトミ、陽一・・・。

 

続く。