「きゃああああっ!」闇に響くバルディーナの悲鳴。しかし容赦なく襲い掛かるバルディバンの蹴り。うずくまる彼女に次々炸裂するキック。
そんな彼女を無理やり引き起こし、投げ飛ばす・・・・。
?そんな馬鹿な!バルディバンがバルディーナを!?・・・・・。
ここは細川研究所の地下に設けられたトレーニングルームだ。グロテンターの襲撃に備えて、二人はサイボーグ体にチェンジして実戦訓練をしていたのだ。射撃、剣技・・・。そして今、バルディーナ=由香が最も苦手とする格闘の特訓中だったのだ。
「おねがい!もう許して!」
「駄目だ!こんなことでは敵は一人だって倒せない!それに敵は許してといっても絶対に手を緩めてはくれないぞ!それに許してといって言葉が通用するかも怪しいんだ。さあ、俺を敵騎士だと思って打ち込むんだ!
バルディバンはそういうと今度は仁王立ちとなった。バルディーナの蹴りを受け止めようというのだ。
「えい!」バルディーナのキックが決まった。だがバルディバンの巨体はびくともしなかった。逆に押し倒され尻餅をつくバルディーナ。
「痛い」
「何度言ったらわかるんだ!蹴りはもっと大きく足を上げて、恥ずかしがっていてはだめだよ。そんな蹴りじゃ犬一匹倒せないぞ!」
激しい特訓は続くが、はたから見るとバルディーナが一方的にいじめられているようにも見える。メタリックピンクの鎧に包まれてはいるが、丸みを帯びた女の子らしい体に甘い喘ぎ声・・・。仮面の下の由香の顔は苦痛にゆがんだ。頼るべき恋人・・・隼人は今、鬼の形相(といっても仮面をかぶっているが)で襲い掛かる・・・。
激しい特訓に二人の仮面のエネルギーランプが点滅してきた。形勢逆転か?より激しくエネルギーを消耗するにもかかわらず、自己エネルギー生成が少ないバルディバンは無限ともいうべきエネルギーを生み出すバルディーナとのエネルギーチャージが必要なのだ。しかし、そのバルディーナも疲れ果てて動けない・・・・。やっとの思いで這うようにして重なった二人はエネルギーチャージを始めた。しかし。
バルディーナの股間のピンクの観音開きのハッチを指で広げて自らのドッキングパイプを黙って挿入した彼は、そのまま終始無言でエネルギーを吸収し、同時に膨大な戦闘データーを送り込んできた。二人の結合は単にエネルギーの交換だけでなく体内メカの調整や各種データーの交換にも使われており、彼は自らの卓越した戦闘ファイルをエネルギーチャージの機会を利用して彼女にも伝達しようとしているのだ。
一方の彼女は腰を大きく回転させて、ハアハアと悶えながらエネルギーを作り出している。だが、突然彼女はエネルギーチャージが済んでいないのにもかかわらず、跳ね起きると変身を解き
「最低!」と言って駆け出してしまった。その先には屋敷につづく鉄の扉が。
あっけにとられるバルディバン=隼人。
その夜、隼人は部屋に入れてもらえなかった。婚約者とはいえ居候の身の隼人は屋敷の片隅の道場で寝るしかなかった。
次の朝・・・・。いつもなら一緒に早朝ジョギングをして一緒にシャワーを浴び、一緒に朝食をとって手をつないで登校するのだが、ジョギングの時間になっても彼女の部屋には施錠され、トレーニングから戻るとすでに登校してしまっていた。 悪いことに席が隣なのだが、いつもは常に机の下で手を握ってくるのにソッポを向いたまま気まずい一日が過ぎ、放課後のサッカーの練習にも顔を出さなかった。練習にも身が入らずつまらぬことで上級生とケンカした彼は結局早引きした。
「僕は何か悪いことをしたのだろうか・・・?朝から何故あんなに怒っているのだろう?」隼人にはまったく理解できなかった。
そのころ由香は、海岸で泣きながら船を数えていた・・・・。
そんなギクシャクした日々が数日つづいたある日、陸軍基地に火の手が上がった。グロテスターの怪人騎士の襲撃だった。ただちに現場に駆けつけた隼人。見ると敵の兵士たちが陸兵と交戦中。すぐに塀を飛び越えて乱入した彼は、次々と敵をなぎ倒す。敵の騎士がいない以上、変身しなくとも十分倒せる自身があったのと、変身した場合、由香がいないためエネルギー切れのとき補給できないと判断したためだ。それにしても由香は?
次々と異星人の兵士を倒す隼人。だが怪人騎士は現れない。そのうち軍も体勢を整え、敵の掃蕩は完了した。
「ああ、細川閣下のところの・・・・!このたびはかたじけない」警護隊長は慇懃に礼をいう。しかしこれは敵の陽動作戦だったのだ。
近くの海水浴場に阿鼻叫喚が!半漁人が現れ人々を襲う!
「しまった!」敵は警戒十分な軍施設にわざと雑魚兵士を送り込み怪人騎士には一般市民を襲わせるという卑劣な作戦に出たのだ。
「すみません、借ります!」軍のバイクを拝借した隼人は敵地へ急ぐ。本来なら変身して走ったほうが速いのだが、今回ばかりはそうもいかなかった。
「キャー」「ママー」「たすけてくれー」逃げ惑う人々。銛に串刺しにされた惨殺体・・・・。敵の狙いはこの浜に基地を造ることらしい。
「グロテスターの怪人騎士!ここは僕たちの星だ!消えうせろ!」
さっそうと登場したバルディバン。激しい戦いが始まった。
重い鎧を纏ったバルディバンは砂浜に足を取られるが、くるぶしのところのハッチが開くとフィールドが発生し、安定した。宇宙のどのような条件でも戦闘維持できるように造られている彼の体には弱点などない。敵の怪人騎士・・・獣人軍団のマーマルチネス大佐の三叉とバルディバンの剣が火花を散らす。やや不利となったマーマルチネスの足が尾びれに変化すると、得意の水中戦いに持ち込もうとした。一方、敵兵士たちは空海両用艇で援護しつつ橋頭堡を築こうとする。そこに海軍の駆逐艦「荒波」と警備艇が駆けつけ戦闘が始まった。すばらしい機動力をもつ敵両用艇に次々やられていく警備艇。「荒波」などは敵のレーザーでも直撃しようものなら轟沈間違いなく、さらに駆逐艦とはいえ6000トン級の「荒波」はこれ以上岸に近づくと座礁する恐れがあった。しかし海の男七海玄八少佐は、巧みな操艦ですばしこい敵の攻撃をかわし、対空ミサイルと砲撃で次々打ち落としうち沈め、警備艇群を援護した。あとでわかったことだが、七海少佐は隼人の父・加藤博士とは同郷の先輩だったのだ。
さて、海の中の戦いはバルディバンにとっては動きが鈍くなり著しく不利な反面、海水のイオンを取り入れてエネルギー変換できるため唯一の弱点のエネルギー切れが遅くなるという利点もあった。しかし星全体が海という国に育ったマーマルチネスの前に苦戦を強いられ、無敵を誇るはずのバルディアーマーにつぎつぎと銛が刺さる。このままではいくらイオンエネルギーを吸収しても生体エネルギーが無くなってしまう。絶体絶命のピンチ!
そのとき、味方の警備艇が発射した魚雷が誤って彼らの死闘の場へと流れ込み、マーマルチネスの槍に当たって炸裂した。さらにもう一本が突き進む。バルディバンはこの魚雷にしがみつき足を使って向きを変え、一気に水上に躍り出た。いっぽうのマーマルチネスは爆発の衝撃で浮き上がり、体勢を立て直そうとしていた。そこに魚雷の力で飛びだしたバルディバンが切りかかり、さらに魚雷も水上で爆発した。確かな手ごたえと紫色の血が噴出し、マーマルチネスの腕は切り落とされ、腹に大穴が開いた。
しかしその瞬間、彼が口から吐き出した溶解液をまともに浴びたバルディバンの装甲も溶け、さらに最後の一撃を加えたときにエネルギーも使い果たし、砂浜に倒れて爆発を起こした。一方、大将の敗北を見た敵母艦は敵両用艇とマーマルチネスの傷ついた体を収容すると大急ぎで飛び立ち、「荒波」のシースパローや5インチ砲もものともせず逃げ去った。
荒波はなお全速力で敵を追ったが45ノットの快速を誇る荒波も空を飛ぶ母艦にはかなわず、海面に漂う警備艇の乗組員を拾い上げると横須賀へ帰っていった。
砂の中に倒れたバルディバン・・・・。その装甲の一部は無残に溶け、またひしゃげてむき出しになったメカには銛が突き刺さる・・・。満潮を迎え波がその体を洗い始める。遠ざかる意識の中で彼は恋人・由香の微笑みを見た。
・・・数時間後。彼が目を覚ましたところは細川博士の研究室だった。かなり破損したはずだが変身を解いたその体には傷ひとつない。生体細胞の再生により完全に回復したのだった。ただし、全体的な疲労と痛みは残った。
「気がついたか・・・・」
「博士、僕は・・・?」
「敵と相打ちになって、砂浜に倒れていたのを由香が運んできてくれたんだ。」
「ゆ、由香ちゃんが?由香ちゃんはどこへ?でもどうやって?」
いぶかしがるのも不思議ではない。バルディバンの体は300キロ、隼人の姿のときも95キロあり、由香の細腕ではどちらにしても無理なのだ。
「由香は・・・。戦いの一部始終を見ていたそうだ。そして戦いが終わったあと変身して、ここにテレポートしてきた。」
テレポート能力はバルディーナだけの特殊能力で、一瞬のうちに空間移動できる。ただし、その先は細川研究所とバルディバンのいる場所に限られる。
「そして、動かない君の上に乗ってしきりにエネルギーを送り続けていた。見るのもつらくなるほどの激しさだった。そしてついに君の体を再生した由香はそのまま寝込んでしまった。」
「!で、今彼女は?」
「もうここにはいない。」
「え!どういうことですか!」飛び起きて細川の胸を掴む隼人。
「バカ力で掴むな!昨日佐世保に兄上(由香の父・細川大佐)の重巡「八甲田」が入港したんで「さくら」に乗って飛んで行ったよ。豪州海域から1年ぶりの帰還だからね。」
「・・・。よかった。そういうことか。」
「ところで隼人・・・・。君は戦闘や訓練のとき、どんな気持ちで臨んでいる?」
「とにかく勝つこと、負けないこと、生き残ることです。由香ちゃんにも戦士としてがんばるように言っています。僕たちはそのためにサイボーグになったんですから!」
「・・・・。そうか・・・・。君は何もわかっていないな。」
「何がですか!僕は自分の体の構造や戦い方を常に研究して負けないようにしています!何がわからないんですか!」
むきになって反論する隼人。
「ピシッ」細川の平手が飛ぶ。
「君はそれでいいかもしれん。だがな、由香は女の子なんだぞ。そしてお前に惚れているんだぞ。それでもわからないのか!」
「僕だって由香ちゃんのことは大好きだ!それに女の子だって彼女は立派なサイボーグ戦士なんだ。戦いに男も女もない!」
「だから分かっていないというんだ。本当に男も女もないのか?お前が今日無様に壊れて帰ってきたのは何故だ?」
「そ、それは・・・・。」
「そうだ。たしかにお前の素質に強力なメカの力が加わり、その上強力な鎧までつけたら無敵だ。どんな敵にも勝つ。だが勝つだけでいいのか?勝ち続けるためには生き残らなくてはならないのではないか?いまこうしてお前がへらず口を利いていられるのは誰のおかげだ?いっておくが私は何もしていないぞ。「女」である由香の「女」にしかできない力でお前を生き返らせた、違うか?(もっとも女なら誰でもというわけではないが、由香が女でなかったら不可能なことでもある)」
「女には命を生み出す力とむ愛がある。強いだけでは最強とはいえないし無敵ではない。君と由香は二人いっしょに戦えば無敵で不死身だが、ひとりづつではただの戦闘機械(隼人)とお人形(由香)なんだ。しかし欠点を補い合うことにより1+1は2ではなく100にも1000にもなる。私はそのようなペアを目指しておまえたちを改造した。自分の強さだけしか知らないお前は何も分かっていないのだ」
「でも敵は由香ちゃんに遠慮しません。由香ちゃんも武装して鎧をつけている以上最低限の戦闘力はもたないと・・・」
「まだわかっていないな?由香は本来戦闘用ではないぞ。武器もあくまで護身用だ。それに気がつかないか?由香のサイボーグ体・バルディーナは鎧などではない。裸なんだ。だからお前が守ってやらなくてどうする?」
「裸!・・・・・・。」そうだった。思えば一見女性版バルディバンのように見えるバルディーナ。しかしよくよく考えてみると胸には丸い乳房が二つついており、その先端にはエネルギー放出器の役目を果たす乳首があり、股間のドッキングベイも頑丈な装甲版の箱に収められたバルディバンと違い、むき出しの観音開きだった。そう、彼女の体は金属化しただけの女そのものだったのだ。そして、エネルギーチャージもドッキングも「女」そのものを使って「女」そのものの要領で行っていた。
「やっと分かったか。あの朝由香は泣きながら私に言った。もう二度と変身したくないと。戦いたくないと。まるで自分を兵器としてしか扱わなくなった機械のように冷たくなった隼人君とは一緒に居たくないとも言っていた。聞くところによると君は由香とチャージするとき戦闘データーとかを無言で送り込むだけで全く楽しんでいないようだな」
「楽しむ?」
「そうだ。君は由香とチャージするのがうれしくないのか?楽しくないのか?由香はな、エネルギーチャージがとても楽しみでうれしいそうだ。チャージするときの由香の気持ちや感覚を何も感じないのか?」
「そういえば、由香ちゃんはサイボーグ体のときもまるで普通にセックスするように腰を振ってうれしそうに「隼人君大好き」とかいって絡み付いてきます。サイボークの体にはバイブレーション機能や同化ケーブルがあってそんなことしなくても十分にエネルギーがチャージできるのに。」
「わかったぞ。いいか、お前の一番の勘違いはそこだ。人間の姿の由香とサイボーグのバルディーナを区別するな。同じ人格のおなじ由香だ。由香はお前と一緒に戦える、お前のために役に立てることをほんとうに喜んでいる。サイボーグ体のときも人間の姿のときと同じように愛している。それがお前にもできれば二人は最強になれるのだ。」
「はい!やっとわかりました。でも由香ちゃんは・・・。」
「心配するな。あの子は君なしではもう生きられない体だ。かならず戻る。でも今はひさしぶりの親子水入らずを楽しませてやろう!。
・・・・ところで隼人、おまえは人間の姿の時ちゃんと由香とセックスしているか?スキンシップはとっているか?」
「博士!いきなり何を!」
「その様子だと全然だな。いいか、ふだんのスキンシップが戦いの時有利になるんだ。二人は愛しあえばあうほどセックスすればするほど強くなる。」
「でもそんなことしたら妊娠してしまいます!」
「安心しろ。グロテスターが攻めてきたとき避妊回路を組み込んでおいた。将来はとりはずしてやるからたくさん子供をつくれよ、ハハハ・・・」
「博士!」
さて翌日!こんどは油壷マリンパークにマーマルチネスが現れた。前回バルディバンにやられた腕と腹はメカで補強、つまりサイボーグ化してきた。復讐に燃える彼はマリンパークのシャチを操りイルカを食べて大暴れ。細川の操縦するホバーバギーに乗って駆けつけた隼人はバルディバンに変身、マーマルチネスと激突。その間に細川は職員・客を海軍の輸送艦久里浜に誘導し、七海少佐の荒波が護衛した。だれにも邪魔されず戦うバルディバンとマーマルチネス。しかし義手からの連続銛攻撃に利き腕の関節をやられたバルディバンはピンチ。馬乗りになったマーマルチネスの口が開きあの溶解液を吐き出そうとしたその時、ピンク色の風が空を切り、マーマルチネスはもんどりうって倒れた。
「お・ま・た・せ♪」
「由香ちゃん・・・いや、バルデイーナ!」
そこにはピンクの鎧の女戦士バルディーナが。彼女のとび蹴りがマーマルチネスに炸裂したのだ。
「怒ったぞ!」マーマルチネスのうろこから触手が伸び、周りに居た海生動物を取り込むとみるみる巨大化して怪獣と化した。
「うん」うなづきあう二人。バルデイーナの胸から照射されたバリアーの中で、二人は抱き合った。「このまえはごめんね。君の気持ちを分かって挙げられなくて・・・。」「いいえ、由香ももっとがんばらなくちゃいけなかったんだわ。ごめんね」二人はおたがいの思いを込めて抱き合った。以前の隼人にはなかったことだった。そして二人はひときわ大きくスパークするや巨大武人バルディスターに。銛と槍、触手で挑むマーマルチネスだったが今日のバルディスターはいつもにもまして愛の力で強くなっていた。断末魔の叫びを挙げると紫色の血を流してあっけなく倒された。
戦いはおわった。合体・変身を解いた二人は荒波に拾い上げられた。
「おお、君が加藤の息子か!大きくなったなあ。おや、そちらは細川閣下のところの姫君か・・・・。よし、今日は二人のもてなしだ。料理長、今日は宴会だ!それから航海長、本艦はこれより佐世保へ向う!」
七海艦長のはからいで二人は細川大佐のまつ佐世保へ向った。艦上ではささやかなもてなしの宴(とはいえ駆逐艦には専門のコックはいなく料理長も実は元ラーメン屋のおやじなのだが・・・)が開かれた。せっかくの親子の再会だというのに由香は飛び出して鎌倉に舞い戻ってしまったのでまた父の元へ戻ることになったのだ。
一晩中つづく海の男たちの宴につきあわされた二人はそっと抜け出して船底の倉庫へ。「いい?」「・・ええ」二人はここで男と女の交わりをして、そのまま寝込んだ。そして翌日。
城郭を思わせる巨大なブリッジ。頼もしい砲塔、電子機器満載のマスト、林立するミサイル・・・・。海軍の誇る2万トンの重巡洋艦、八甲田が見えてきた。甲板に駆け上がる由香。
「お父様!きのうはごめんなさい!こんど帰ってきたときは鎌倉のお屋敷にも帰ってきてね」
純白の第2種を来た細川大佐は黙って微笑み、手を振る。つかのまの邂逅。そのまま入れ替わりに八甲田は再び南方に旅立っていった。そして、荒波もまたその指揮下に入るべく隼人と由香をヘリに乗せて送り出し、あとを追って去っていった。南太平洋にはすでにグロテスターの要塞島があり、細川大佐の八甲田は英国・豪州の艦艇とともに警戒していたのだ。
戦いは隼人と由香だけでなく、軍も巻き込んだ本格的全面戦争になりつつあった。
強いだけでは生き残れない。優しいだけでは戦えない。しかし強さと優しさをひとつに合わせた隼人と由香は、明日もまた侵略者を迎え撃つだろう。
そして、海の男たちの戦いもつづくのだった。
つづく。