89話 恐怖!ケジラミンC

 

ニジーナは、その肉体をワルディーナに改造してまで、隼人と由香に挑戦してきた。

一度はその姦計にはまり、肉体を奪われた隼人だったが、由香の愛の力でなんとかこれを退けたのであった。そして前にもまして互いの愛を確かめ合う二人。

 

 一方、ニジーナは、命からがら脱出してサダフィー大佐に救出された。

「姐さん、あやういところだったな」

「ふふ、まだ策はあるのよ。みてらっしゃい」

「さすが姐さんだぜ」

二人は淫らに絡み合った。さらにニジーナは大佐の手下たちともやりまくった。

 改造されると、やらずにはいられなくなるのだ。

 

そのころ、戦艦リバーストンでは異変が起きていた。

「かゆい、、かゆい・・・」

乗組員のほとんどが、陰部のかゆみを訴えたのだ。

「わたしも痒いわ・・・」香織も痒みを訴える。

細川博士もしかり・・・。実は二人は、暇があるとまぐわっていたのだ。

そしてついに、事件は起きた。

 乗組員が女官を襲ったのだ。さらに香織も暴走する・・・。

隼人と由香に止められてわれに返った香織。

「ケジラミかも!由香ちゃん、つきあって」

香織は毛をそり落とした。

「隼人君は痒くないの?」

「僕も最初痒かったんですけど、シャワーを浴びたら平気になりました」

「まさかとは思うけど・・・」

香織は強引に隼人を調べた。

「香織さん・・・プンプン」由香はむっとする。

「あっ!」

「どうしたんですか?」

「わかったわ。地球やロイヤル星にない種類のしらみがいるわ。

隼人君は変身しているから害が少ないけど・・・。シャワーを通じてみんなに広がったんだわ」

「まさか・・」

「そのまさかよ。そのしらみはニジーナに移されたとしか考えられないわ」

「ニジーナ!その名を聞いただけで機嫌が悪くなる由香。

「ところでその隼人君と変身を解いて丸1日まぐわっていた由香ちゃんはどうして平気なの?」

「そ、それは・・・」赤くなる由香だが、「由香には毛がないから・・・」

そう、由香には生まれてこのかた、陰毛や腋毛が生えたことがなかったのだ。

まっ白く、つるっとした丸く膨らんだ恥丘に、一直線に一本の筋が走るだけだった。

 

そうしているうちに、血を吸われ凶暴化した乗組員たちが破壊工作を開始した。

個室にシャワーを備え付けられている公爵・チャーミー・エドワルド太子以外のほとんどが・・・・。細川博士までも、陰部を露出させて暴れている。

 

「もう、叔父様ったら・・・」由香は胸からエネルギーを放射する。

われに返る博士。

事情を知るや対策を講じるが、香織の胸からのビームでは効果がなかった。

「そうだ!一旦由香のエネルギーを香織君に移せば・・」

「え?どうやって?」

「互いの胸を合わせてすり合わせながら、ビームを出すのだ」

「了解!」

「え・・・・?」

香織は要領を得たらしいしかし肝心の由香が。

「は、隼人君、叔父様、ちょっとはずして・・・」

由香と香織は胸を合わせてチャージした。

「準備完了!」二人は、狂った乗組員たちにビームを放出した。われに返る乗組員たち。

 由香の聖なるエネルギーは、ニジーナの邪のエネルギーによって生み出されたしらみには堪えるのだ。

だが、しらみたちは合体して怪人ケジラミンCになり、隼人、由香、香織を襲う。

倒しても倒しても再び合体して襲う。

「隼人君、由香ちゃん、ここは逆転の発想よ。やつらを一旦全部誘い出して、宇宙空間で焼きつくしかないわ」

香織は、陰部からフェロモンを出しながら宇宙に舞った。それを追うケジラミンC

宇宙線を浴びたケジラミンCは巨大化して香織を襲う。

「今だ隼人、由香!合体せよ!」細川博士の命令で合体した二人。

宇宙では、巨大化した分パワーを増したケジラミンCに苦戦するバルディスターだったが、生命力は低下していることを見抜いた。

「よし、今だ!」バルデイスターは剣にエネルギーを集中し、ケジラミンCを焼き尽くした。

 そのころ、細川博士はケジラミンCによる被害の特効薬ケジラインH軟膏の精製に成功し、わずかに残ったケジラミンCを滅ぼした。

こうしてニジーナの仕掛けた罠をなんとか潜り抜けたが、乗組員たちは対策で全員毛を剃ってしまい異様なことに・・・。

 

(おまけ)

 

そのころ、ニジーナはほくそえむ。

「どうせあの子達のことだから、ケジラミンCは倒されたと思うけど・・・

その間にアンモナイザーの修理と、このあたしの強化再改造は終わったわ。

私が一番になる前にワルモナイトさまのところに来られたんじゃたまらないからね。

ふふ。2番がだめなら、こんどこそアタシが1番よ。みてらっしゃい、隼人、由香・・・」

 

 

続く