45話 嵐の文化祭

 

 111()・・・赤橋高校ではこの日から、113()まで文化祭を開催・・・!土曜から準備を重ねた生徒たち。

模擬店、部活の演技、研究発表、劇・・・。

中でも中川珠美率いる「ヒーロー特撮漫画研究会」の「最強戦隊バルディレンジャーショー」は、目玉の一つ。

 一応「ライトニング姉妹。」も呼んであるのだが、長女以下主要メンバーが家を出たため、不人気の妹メンバーばかりで落ち目になっており、珠美のほうが今や人気者であった。

 由香は剣道部長刀班の演舞で型を披露。サッカー部のマネもしているのでシュート体験コーナーも主催と大忙し。

 そして待ちに待ったレンジャーショー・・。

一般生徒たちは珠美たちが本物のレンジャーだということは知らない。

「キャー!助けて!」お姫様役のいずみ(彼女も本物の星のプリンセスなのだが・・・)

「出たわね怪人ハゲねずラー!わたしたちが相手よ!」

「愛の戦士・バルディ=ピンク♪」(珠美)

「炎の戦士・バルディ=レッド!」(永田)

「知性の戦士・バルディ=ブルー!」(遠藤)

「大地の戦士・バルディ=イエロー!」

「森の戦士・バルディ=グリーン」

「えい!」

「うわーーーっ」

ボコボコにされる怪人・・・

「わーーーーっ!」歓声が上る。

なんと、怪人は教頭先生だった。出張の帰りにパチンコ屋に入ったところを珠美に見られ、脅されて怪人役をさせられたのだ。

「教頭先生、このことが校長に知れたら首よ♪」

生徒指導や、傲慢さで生徒や教職員から嫌われている教頭が袋叩きということで拍手の嵐・・・。

ショーは大成功に終った。

 

そして、ここは科学部室。

「仁子さん、これは?」

「フフ、これは私が作った高性能セラミックロボ「タケル1号よ」

「タケル1号?」

「そうよ。これは原料の土に含まれているイオンの働きで電池なしで動くのよ。材質も丈夫だわ。わたしはこれをもとに巨大化させた2号も作っているの。わたしもタケル2号に乗り込んでグロテスターと戦うわ」

「素敵♪でもどうして男の人の形のに乗るの?」

「そうだな・・前は土偶だったはず・・・」

「土偶に乗ったらすぐばれるわ」

「ハニワでもばれるとおもうんだが・・・」

「ハハハ」

それにしても精巧に出来ているタケル1号・・・。

 

ところが・・・

香織からの緊急連絡が隼人と由香に・・!

「隼人君、由香ちゃん・・奈良県で怪物が現れたわ!学校抜けられない?」

「了解、すぐ行きます。ところで怪人ですか、怪獣ですか?」

「それが・・岩石怪人よ!石舞台古墳を襲っているの」

「石舞台!この前行ったばかりの・・・」

「あっ!」

「どうしたの仁子さん?」

「私、あの時何かいやな予感が・・私も連れて行って!」

「いいけど・・僕たちに乗っていくか?」

「いいえ、まだテストしてないけど・・タケル2号で」

「よし、僕たちが抱えていこう」

3人は学校を抜け出した。そして隼人と由香は変身・合体。

そして・・・「これがタケル2号か」

ハニワの形の巨大武人、それがタケル2号だ。

バルディライナーはタケル2号を抱えて奈良に飛んだ。

 

すると・・橘寺の「2面石」に酷似した岩石巨人が暴れている。

「待て!我々が相手だ」

バルディスターとタケル2号は、畑の方に巨人を誘い出して、格闘を挑む。

 バルディスターの剣が全く歯が立たない。しかし、タケル2号の連続パンチで怯む岩石怪人。

「ふふ、わたしのタケルは無敵よ」
「ダマレ、ワレワレはソガ兄弟ダ。カタキのクドウヲコロス」
「曽我兄弟と蘇我一族は他人のはずよ」
「チガウ、ソガ一族ガ転生シタノガ兄弟デ、ワレワレノゼンセダ。ソシテ鎌足ノチヲヒククドウをコロスノダ」
「負けないわ!」仁子の感じていた殺気はこの岩石怪人によるものであった。
だが、怪人の記憶はニセモノ・・・第一曾我兄弟の討入りと蘇我一族は関係ない。
 岩石超人を操っているのは、工藤博士に違いなかった。


タケル2号を操縦する仁子

 

ところが・・・

空にイセキダーが現れた。すると、

「え、そんな馬鹿な・・・コントロール出来ない」

タケル2号は石のように堅くなってしまった。

「こんなはずは・・」そして・・・

仁子の操縦を無視して、バルディスターを襲うのだ。

更に背後からは、岩石怪獣が・・・。

めった打ちにされるバルディスター。しかも、タケルには仁子が乗っているため攻撃できず、岩石には剣もパンチも効かない・・・。

絶体絶命のピンチだ。

「隼人君・・わかったわ。確証はないけど・・・タケル2号は戦闘は仁子さんが操縦しているけど、体の動きは彼女の念力で動いているはずよ。

敵の中に、きっと仁子さんを上回るエスパーがいるんだわ」

「ワルモナイトかあの蛇女、又は工藤博士だな・・・」

「たぶん・・あ、ミサイルよ・・・避けたらお寺が燃えちゃうわ。受け止めるしかないわね。」

「大丈夫か?」

「ええ、たぶん平気よ・・」

ズガーン

「平気」とは言えそれは生命に関わらないという意味でダメージは小さくはなかった。衝撃で怯んだところをタケルと岩男に袋叩き。

かつてないダメージだ。

 そこに降下してくるイセキダー。

遂にバルディスターは、グロテスターに捕えられてしまったのだ。

 報せを聞いた細川博士は、空軍に連絡して東大佐に攻撃を要請するが・・戦闘機では歯が立たなかった。

 

捕えられた隼人と由香は、脱出しようと試みるが、イセキターはビームコーティング完備、隔壁も手では開かない。

観念した2人は分離して、脱出の機会を試みたが・・・。

 

 その頃、仁子は・・

「お爺様!」


マッドサイエンティスト(考古学専攻)
工藤祐之進博士

「仁子や、ワシの元に帰って来るのじゃ。そして再び地球人に復讐するのじゃ」

「嫌よ!お爺様こそ地球人でしょう!」

「ハハハ、その地球人はワシの研究を認めずキチガイ扱いしたではないか」

「絶対いや!」

「しかたない・・やれ!」

仁子は怪人たちに裸にされ、装置にくくりつけられてしまった。

「キャーーーーー」

仁子に迫る拷問装置。

「可愛い孫じゃが、言うことを聞かぬようでは困る。洗脳改造をするほかあるまい」

「ハ、工藤博士」

答えたのは、顔だけが青白い生身で、機械とも昆虫ともつかないかまど馬のようなボデイを持ち、頭頂部に巨大な脳みそのカプセルを持つ怪人、ゾンビナイトであった。最近イセキダーに配属になった新幹部である。

ゾンビナイトの操作で仁子は痛めつけられる。

「お、お爺様・・・」

 

その頃、隼人と由香は・・・

「おや、分離していたのかなお二人さん・・」

「貴様はワルモナイト!」

どれどれ・・・ほう、意外と若いのお。

「触らないで!」

「顔に似合わず気の強いお嬢さんだこと・・・。2人はこれからワシの本拠地、土星のガニメデに行って再改造を受けてもらい、ワシの宇宙征服の尖兵にしてやるから、しばらくここで休んでいることだな、イヒヒ・・・」

「待てガイコツ野郎」

隼人はバルデイシューターを放つが・・

「無駄無駄・・・ワシは銃程度では死なないよ。ハハハハ・・・」

「畜生・・」

完全に捕らえられてしまった二人。

絶対絶命の隼人、由香、仁子・・・。

イセキダーは大気圏を離脱してしまった。

月面基地の艦隊も動き出すが、司令官の七海少将が地球に居るため効率的な指揮が取れない上、軌道上で宇宙戦艦「扶桑」の組みたてが行なわれているため、人手が足りなかった。

 扶桑は、地球だけの技術で作られた初めての宇宙戦艦だったが、建造途中でグロテスターから得た技術が普及し、完成前に旧式化してしまった。

さらに、建造中に昆虫軍団に攻撃され大破し、その上、無理矢理新技術を後付で装備したためバランスが悪くなり、打ち上げることが出来なくなったため、分割して打ち上げ、ここで組み立てていたのだ。まだ6割しか完成していなかった。

この扶桑については、次回で取り上げることになる。

 

 そのとき、真っ赤な宇宙駆逐艦が飛び出してイセキダーを追う。続いて同型ながら標準色の艦も・・・

「待て貴昴!」

「駆馬は鈍いな・・坊やだからな・・・」

赤い駆逐艦「灘風」には、紫苑貴昴少佐が、もう一隻の「島風」には座毘駆馬少佐が乗っている。2人は親友でライバルだった。

2人とも帝国海軍の誇るヤングエリートだが、駈馬少佐はかつて駆逐艦「幻」艦長時代にグロテスターに艦を奪われる失態をして隼人と由香に救われたこともあった。

島風と灘風は、光速0.9を出す試作宇宙駆逐艦で、最新の技術を積み込んだ最新鋭艦で、ここでテストをしていた。

 宇宙駆逐艦「銀河」型は続々建造中だが、ここまでの高速は出ないし、技術や予算からもこれ以上は作れそうにもなかった。

「生意気なノラ犬め!」

イセキダーから、岩石ロボが出動する。巧みな操縦でロボの攻撃をかわす島風と灘風。

「駆馬、全魚雷斉射だ」

「おう!」

15本ずつ30本の魚雷が突き刺さる。

「ズガ゛゛――ン」やった!ロボを倒した。

「次は母艦をやるぞ」

しかし・・・イセキダーには全く通用しない。逆にトラクタービームでとらわれそうになる2隻。

「貴昴、こうなったら全速離脱だ・・悔しい・・」

「チェ、しかたないな・・」

2隻は、後部のブースターを全開にして一瞬光速を超え、役に立たなくなったブースターを切り離して慣性で飛び続けなんとか虎口を脱した。

「島風型でなかったら今ごろお陀仏だぜ」

ブースターはイセキダーの光の触手に捉えられてしまった。

 

その頃、仁子はまさに絶対絶命・・・ヘッドギアからは洗脳音波が。

そして股間にはドリルが迫る・・・。全身にチューブが挿され、血が抜かれる・・・。

このままでは怪人に改造されるか、殺されてしまう。

更に、

「この裏切り者に対する制裁は、わらわにもやらせてもらうわ」

メデューサ・アン王女も鞭で叩きのめす。

「アン王女・・お控えください。装置が壊れます」

「わらわを誰と思っておる!」

王女は仁子だけでなく、博士とゾンビナイトをも打ちのめした。

そのとき・・

「ヒギィツ」遂にドリルが股間に達した。

仁子は、オナニーによりあそこはガバガバだったが、まだ男性体験はなかった。

細川博士に手ほどきをしてもらうつもりが、香織や珠美とのレズプレイに熱中し、また恋人の遠藤は極度のクソ真面目で晩生のためチャンスを与えても手を出さずにいた。

その仁子の神聖な部分に迫るドリルバイブ・・・。

滴り落ちる鮮血。だが・・ドリルは大陰唇を開いただけで中まで達していない。

「どうしたのです工藤博士・・そのまま突き上げればお嬢さんは怪人として生まれ変われるのですぞ。怪人はいいですぞ怪人は、イヒヒ・・」

「黙れ!」ゾンビナイトを突き飛ばし、めちゃくちゃに計器を操作する博士。

「裏切ったな博士・・死ね!」ゾンビナイトの鉤爪が工藤博士を直撃・・・

 しかし、そのときイセキダーのワルモゲージがマックスになった。

「やったぞ!」我を忘れて小躍りするゾンビナイト。

 「うう・仁子・・」

博士は、仁子の拘束装置を外した。

そして艦底のハッチのロックを外した。

「さあ、お友達のところへお行き・・ロックは外した・・・」

「お爺様・・」

「さあ、早く・・ウゲっ・・・」

工藤博士に2発目の爪がヒット・・博士は絶命した。そして、床が抜け、仁子は格納庫のほうへ・・

 

 その頃、隼人と由香は・・・

何度も体当たりや銃でハッチをこじ開けようとする二人だったが・・・

「隼人君、隙間が!」

よし、脱出だ

たが・・・

「そうはいかないよお二人さん・・・」

「ワルモナイト!」

 2人は改めてワルモナイトと対峙・・

「工藤博士め・・しくじったな・・・」

「いくぞ!貴様はこの宇宙のために死ななくてはならない」

「貴様こそ宇宙統一革命の邪魔だ」

切り結ぶ2人。

卑怯な怪人のボスでありながら、剣の腕は正統派かつ凄腕で、このような姿になる前はさぞ立派な騎士であったであろう、と唸らせる技だ。

「やるなワルモナイト」

「フフ、ワシもこう見えてナイトの称号を持つ騎士。貴様如き青二才には負けないわ」

「隼人君・・頑張って・・」

しかし、長引く戦いに隼人はエネルギーが・・・しかも、この状況ではチャージできない。

しかもそのとき天井から仁子が・・ここは格納庫、空気が薄い。

サイボーグである隼人や由香とちがい、仁子はこのままでは死んでしまう・・・その上拷問装置とアン王女の鞭で痛めつけられている上、股間から出血している。

「こうなったら最後の手段よ・・後で私を抱き起こしてね・・・」

「エネルギー全力照射!」

由香は胸のビームランプをむき出しにして、その全エネルギーを隼人に照射した。同時に力を使い果たし、仁子を守るように覆いかぶさり倒れた由香。

「由香ちゃん、工藤・・・」

「いくぞ化け物!由香の全エネルギーを吸収した隼人。だがチャージではないためそのパワーは一瞬・・・

剣の達人、隼人はその一瞬のチャンスを逃さなかった。

「覚悟」

「うわーーーーっ」

遂に、真っ二つに割れて蒸発したワルモナイト。

「やったぞ!」しかし、喜んでも居られなかった。隼人はすぐに由香とチャージしてそのまま合体し、仁子を乗せて脱出した。

「やった!ワルモナイトを遂に・・・。しかしその一方で、不死身の怪人があっけなく倒れたことは疑問であったが、この時点ではまだそのことに気づいていなかった。

 

それは、グロテスターも同じであった。

「ワルモナイト様が・・・」

「オホホ、所詮は怪人ね・・・」

幹部たちはそれぞれがおののき、又はワルモナイトがいなくなつたことを喜んだりしていた。

そのとき、虫の息の工藤博士がつぶやいた。

「フフフ・・仁子や・・無事脱出できたようじゃ・・。そして・・ワルモナイト殿への義理も果たした・・」

「何を言うこの死に損ないめが!大事な捕虜を全て逃がした上、死んでしまったワルモナイトさまへの義理だと!」幹部Aが博士を踏みつける。

「そのとおりじゃ。裏切り者はこのわらわの手で・・・」

幹部B「しかしおいたわしやワルモナイト様・・ワルモゲージはマックスに・・これからというときに・・我々怪人はこれからどうしたら・・・」

「怪人軍団はワシが引き継ごう」

「三浦博士・・・!」

「黙れ!怪人軍団は今日限り解散じゃ。生残りはわらわの超人軍団の奴隷となるのじゃ」

三浦博士、アン王女、幹部AB4人が激しく言い争う。

そのときである。

「奴隷だと?地球人のおいぼれが新ボスだと?笑わせるな・・ハッハッハ・・・」

「その声はワルモナイト様?」

みると指令椅子にゾンビナイトがいつの間にか座っているではないか。

「フフフ、ご苦労」

「ゾンビナイト、無礼だぞ、そこはワルモナイト様の椅子・・うわーーーっ」

幹部Bは一瞬にして蒸発した。

「何をするのじゃ!」アン王女の鞭が迫る。

「キャーーー」逆に苦しむ王女。電流を逆流されたのだ。

「さすがに王女様は手を掛けられぬからな。」

「ゾンビナイト・・まさか、そのほうは・・・」

 

「そのまさかよ。三浦博士、あんたにも世話になったな。だがもうこの体もいらぬわ。」

「生意気な」王女の鞭が今度はクリーンヒット。

崩れ落ちるゾンビナイト。その脳みそがカプセルから飛び出る。

 そして・・・どこからともなく現れた骨やメカが合体、脳を包み込む。

 

「ハハハハ・・・ワシじゃよ、ワシ・・」

「ワルモナイト!」

「ワシは不死身じゃ。ワルモゲージの上昇により、ワシはこのとおりまず、脳を甦らせることが出来たのじゃ。

そして今、処女の股間の血を得てワシの肉体は8割方甦った。だが、もうしばらくこの姿でいることにしたのだ。

ハツハッハ・・全能の神であるワシは絶対不死身なのじゃ。わかったかな王女に博士。ワシには逆らわぬことじゃ。

イーッヒヒヒヒヒ、イーヒッヒヒヒヒヒ!」

なんと、ゾンビナイトはひとまず先に甦ったワルモナイトの頭脳カプセルだったのだ。

「バルディバンに倒されたのは抜け殻じゃ。この体は適当な骨とメカがあれば念力でいくらでも作れる仮ボディ・・

しかしワシの復活はもうすぐじや。300年ぶりになぁ・・・

 

工藤博士はこのことを知っていた。なぜなら、ゾンビナイトのボデイを作ったのは彼だからだった。

 処女のあそこの血を浴びればワルモゲージがマックスになり、ゾンビナイトのボディがなくても脳だけで生きていけるようになるように、装置ともども作ったのだった。

 

そして、地球に帰還した3人は・・・

「お爺様が・・」泣きじゃくる仁子。

「おのれ工藤博士・・実の孫娘をこんな目にあわせるとは・・・天罰だ」

「やめて、違うわ隼人君・・博士は、博士は知っていたのよ。ワルモナイトやアン王女が仁子さんを捕えようとしていたことを。

そして、処女の血が欲しかったこと。でも、今日は仁子さんの「アノ」日・・今日がチャンスだったのよ。殺さなくてもその血を得られる・・。

そして隙を見て逃がすつもりだったんだわ・・・。自分が殺されたとしても。博士はワルモナイトにどうしても裏切れない事情があったのよ。そして仁子さんが必要だった・・でも殺せない・・・唯一の選択肢だつたんだわ・・博士を許してあげて・・・」

「それに、そのワルモナイトは倒した。あとはもう勝利は目前だ」

「さあ、三人とも涙を拭いて。明日もまだ文化祭は続くぞ」

「はい、叔父さま・・」

 

だが、細川博士はふと不安を感じた。

「ワルモナイトは倒されたが、死んではいないはずだ・・・対策を練らなくては・・・」

また、貴昴・駆馬両少佐の報告を受けた細川元帥と、菊本技術大佐は、島風型の活躍を聞いて大満足していた。

 

 

「イヒヒ・・もう地球は用済みだな・・そろそろブラックホールにしてくれようか。」

生身の脳を得たワルモナイトは以前にも増して鋭く輝く眼光でつぶやいた。

地球は・・・地球は守れるのか・・・

隼人、お前だけが頼りだ・・・

 

一方、文化祭はとどこおりなく終了した。

 

 

続く