バルディバン
バルディーナひみつメカ

 サイボーグであるバルディバン(隼人)とバルディーナ(由香)の体は、全身がバルディニウム合金で覆われた甲冑のようなボディだ。そして、その体の中にも、ひみつメカがぎっしりとつまっているのだ!その秘密をこのサイトの閲覧者だけに特別に教えよう。
 まず、ふだんの2人は、普通の人間と全く変わらない。血も流れているし、食事もするし、トイレにも行く。切れれば血が出るし、風邪も引くことだってある。もちろん、セックスだってする。
 しかし、その細胞のひとつひとつに、バルディチップという一種のナノマシーンが組み込まれており(脳細胞と生殖関係の細胞を除く)、これを発動させると、逆にメカの金属細胞の中に、本来の細胞核が取り込まれた形の構造になる。また、同時に小さく圧縮していた外装が、変身のときのエネルギーに反応して膨張し、新しい皮膚となる。ただし、頭部だけは、変身後も元の顔が残る。
 したがって、胸・肩・腰・膝・足首以外の、銀色の金属の部分と黒い金属繊維の部分は、強化服ではなく、体の一部である。(紫とピンクの部分が外付けの部分)しかも、構造上、生体細胞とメカ細胞の比率を自在に割り振ることにより、変身後も人間としての機能を残したり、逆にパワーをセーブしたりできるのだ。

 バルディバンの体は、隼人のサイボーグボディにアーマーが合体して構成されている。外観の特徴は、サイボーグの心臓をさらに強化するため、左胸に外付けでターボが取り付けられ、あらゆる戦いに備えて右胸にはコンピューターがある。そのため左右非対称になっている。
 また、腰の制御盤からそのまま装甲の張り出しが股間まで伸びているが、これは合体装置(人工ペニス)を収めているため大きく張り出している。
 二の腕と太ももには、エネルギーをためて増幅するコンデンサーがついていて、瞬発力を発揮するとき開放する。意外な弱点として、自分の生体エネルギの発生量が少なく、消費が激しいため、バルディーナによるエネルギーチャージが頻繁に必要なことがある。これは、男性のエネルギーが女性より少ないことと、戦闘用メカの詰め込みすぎで増幅装置が入りきらなかったためだ。だが、もともと常に2人一組で行動するように設計されているというより、便宜上普段は2人に分かれて行動しているが2人で一つの生命を共有しているような作りになっているともいえよう。

バルディーナの体の構造の基本的部分は、バルディバンと全く同じだ。ヘルメット、肩当、膝当などは形が違うだけで機能は同じ。ただ、足はハイヒールに変更になっている。これは、かかとの面積が少なく、重力制御装置を縦にして収めたからだ。
 外見上の違いがそのまま性能や特殊機能の違いに現れている。まず、もともとパワーを必要としない彼女にはターボーは不要で、頭もよく戦闘用でもないので外付けのコンピューターもいらない。代わりに、二つのドームがつけられ、バリヤーなどの光線の射出口になっているほか、生体細胞との組換えで授乳もできる。
 また、腰の部分のアーマーは大きな合体装置などの張り出しが無いため体にフィットした、ブルマのような形になっており、股間の部分は左右に開き合体装置になっている。また、装甲と人工筋肉の間にはたっぷりとクッション材が充填されていて、防御力は曲面装甲ともあいまって非常に打たれづよい構造になっている。制御盤は小型化してポシェット状にまとめている。
 バルディバンと逆に、デチューン回路が取り付けられていて、このエネルギーはバルディバンに転送できる。また、体内からきわめて強い生命エネルギーを発散している。このため、チャージしなくとも5メートル以内にバルディーナがいれば、ある程度はバルディバンも長く戦える。改造の目的が普通の人間の住めない惑星での生殖にあるため、そのための機能が優先されている。エネルギーチャージも合体も実はその副産物に過ぎない。